コア・コンテンツを学ぶ
身体の見た目にフォーカスした発言
ゴールをうまく守れるように、もっと大きくならないといけないよ。
元気そうだね
スピードを上げるために、もっと痩せよう。
もう少し体重を落とせば、もっと高く跳べるようになるよ。
練習後はクールダウンでもう少しカロリーを消費して、このセッションを最大限に活用しよう。
その飛躍を遂げたとき、あなたの身体はどうなっていますか？
このスポーツのために身体を引き締めて、理想的な体重を維持するためには、特定の食品を摂取する必要がある。
身体の機能性にフォーカスした発言
練習の前に、身体をあたためる体操をしよう。
いいキックだったよ。よくやった！
このテクニックをすっかりマスターしたね！
あなたはこのテクニックを本当にマスターしている！
脚をもっと曲げて。
シュートするときには、両肩が前を向くようにするんだ。
あのキックをしたとき、身体にどんな感覚があった？
昨日の練習のあと、身体の調子はどうだった？
ダンスをしているとき、身体はどう感じる？
怪我や病気を治し、練習のエネルギーとなるように食事は十分に摂る必要がある。
身体の見た目にフォーカスした発言は、前のモジュールで学んだボディトークの一例です。 ボディトークが「ポジティブ」なものであっても（例：「背が高いね、私もあなたみたいになりたい！」など）、以下のようなことが起こる可能性があります：
アスリートたちが自分の身体を過剰に意識するようになり、スポーツをプレーすることに十分に集中できなくなる。
会話を耳にしたアスリートたちが自信をなくしたり、褒められたり、からかわれたりしている人物と自分の容姿を比較してしまう。
アスリートたちが自分の容姿を変えようと、行動を変え始める。（例：必要以上にランニングする、食事を抜くなど）
方、身体の機能性にフォーカスしたコメントは、見た目とは関係なく、自分の身体にできることに対する認識を強めます。 このようなフィードバックは、アスリートたちが、自分の身体がどう機能しているかを理解することに加え、テクニックやスキルをどう向上させられるかを学ぶうえでも役立ちます。
